パーソナルファイナンスの基礎
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時間的価値の考え方

買ってから返すか、ためてから買うか

 個人の生涯におけるお金に関する重要な意思決定には、ファイナンスの理論の中でもっとも大切な時間的価値の考え方を理解し決断することが大切です。 これは異なる時点でのコストと利益、キャッシュフローや資産の価値評価に関わっています。

現在価値と将来価値


 たとえばローンと貯蓄で考えてみると、3000万円を金利3%返済期間が30年間で借入ると年返済金額は約153万円になります。 返済金額合計は153万円×30年=4592万円になります。金利コストは1592万円であり、これが金利4%では2205万円、金利5%では2855万円になります。 次にローンとは逆の積立運用した場合を考えると、毎年の支払額が153万円を金利3%で運用した場合30年後に受取る金額は7282万円となります。 支払った金額が4592万円に金利収益が2690万円という内訳になります。

ローンと貯蓄の比較

 同じ期間で同じ支払い金額153万円でも現在の3000万円を選択するのか将来の7282万円を選択するのか良く考えて行うべきです。 物の価値が上がるインフレ局面なのか、逆のデフレ局面時なのか、金利水準が上昇局面なのか、逆の低下局面なのかなども考慮しなくてはなりません。

 このように人生の岐路における意思決定にはパーソナルファイナンス教育が大切です。パーソナルファイナンスについての最も分かりやすい本であり、 全世界で2000万部以上発行されている「金持ちお父さん貧乏お父さん」の本では、「お金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人たちは負債を手に入れ、 資産だと思い込む。資産は私のポケットにお金を入れてくれる。負債は私のポケットからお金を取っていく」と書いてあります。 負債を持たず不動産や株式などの有価証券という資産を持ち、それらが高い運用利回りになるような投資能力を持つことが、長い人生において大きな格差となることを教えています。                 
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