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パーソナルファイナンス教育

お金の教育

 年金や税金あるいは保険や貯蓄・運用などの個人の金周りのことを欧米では「パーソナル・ファイナンス」と呼ばれています。 米国では幼稚園から高校までこの分野の教育が実施されているのに対し、わが国での学校教育ではほとんど行われていないのが現実です。 「お金のことでガツガツするな、人生お金が全てではない。」という方が多いのですが、年金の未納期間のある政治家がたくさん出てきたり、 国としてあるまじき社会保険庁の年金データ消失問題があったりして、国の中枢からお金に対して無頓着な国なのです。

お金の教育

 大部分の人が給与所得者となり、税金や社会保険などもすべて給与天引きされ、支払っている実感が乏しく、税金や将来の年金も全て国任せになっています。 「昨年税金はいくら納めましたか。年金はいくら受取れるのですか。」と質問しても答えられる人は僅かだと思います。

 または生命保険・損害保険会社の保険金未払い事件、銀行が投資信託商品の不適切な販売により金融庁に処分された事件などは、 ファイナンシャル・リテラシー(金融に関する読み書きに相当する能力)のレベルが低いから起きたわけです。 私は販売する側もされる側も両方のレベルが低かった事件だと思います。大金融機関でもうっかりしていると騙してくるのです。 彼らにとって収益性が高くおいしい商品、つまり彼らが儲かる商品ばかり勧めてられていませんか。

年金・保険・401K

 また税金や年金もいつまでも国任せでもいけません。 騙されず賢く生きるために、お金の教育・勉強が大切です。お金の取り扱い方を間違えると、お金に人生を大きく振り回されます。お金は人生の目的ではなく、 人生の目的を実現するための道具・手段として上手に扱っていかなければなりません。

すぐに使う、貯めて使う、借りて使う

 わが子が小学校のころお小遣いをあげると、スーパーマーケットのクレーンゲームで欲しいぬいぐるみを獲得するために、 お小遣いの全額をその日に使ってしまい結局何も獲得できませんでした。更にどうしてもぬいぐるみが欲しいのでお金を出して欲しいと言ってきたのですが、 お前の今月のお小遣いはこれだけであると言って拒否しました。すると来月分を貸して欲しいと言って来たので、計画性のない人にはお金は貸せないといって拒否しました。

 その後、冷静になり、衝動的にお金を使ってしまったこと(しかもギャンブル)に対して落ち込み反省したようです。その後は計画的に使うように考え方を改め、貯めてから使うことも覚えてきました。

消費 OR 貯蓄

 私自身も、大学生4年生のころ卒業旅行でヨーロッパスキーツアーに行くため、その費用をローンで調達しようと思い、私の兄に保証人になって欲しいと頼んだことがありました。軽い気持ちで頼んだこと、アルバイトしたお金を計画的になぜ蓄えなかったのか、保証人など気軽に頼めるほど世の中甘くないことなどを兄に戒められました。 結局、返済計画をしっかりたてることを条件に金利なしで兄が貸してくれることになりました。 お金に関して脇のあまい人間はお金に振り回され一生苦労する。この時、私は兄にとても重要なお金の教育をしてもらったと思います。

消費者ローン大国

 武富士、アコム、プロミスなどの消費者金融は町のありとあらゆるところにあり、限りなく0%に近い超低金利時代に入っても20%を超える金利でビジネスが成立っています。 拓銀や山一證券が破綻していく金融不況の中でも高収益会社として約20年間も君臨していました。最近やっと貸出金利が見直されましたが、 日本人の誰がこんなにサラ金を利用しているのかがとても不思議でした。ファイナンシャル・リテラシー(金融に関する読み書きに相当する能力)のレベルが相当低い若者か、 小遣い帳の使い方を学ばなかった人々か、「蟻とキリギリス」のキリギリス型の人々などが利用していて、お金に人生を振り回されてボロボロになり、 自己破産していった人が後を絶たないのです。お金の教育は若者がおちいり易い罠にかからないためにも必要なのです。しかも彼らの自己破産手続きで、 1件50万円〜80万円の手数料を取りボロ儲けしている弁護士がたくさんいるのも衝撃的でした。

ローン地獄

大人のパーソナル・ファイナンス教育

 成人すれば人生の大航海図を作成しなければなりません。子供のお小遣い帳で学んだお金には限りがあること。つまり、収入には限りがあり支出を抑えながら、いかに将来のために蓄えるのかということです。それにはしっかりライフプランニングという大航海図を作成するのです。人生の地図というべき年代別ライフプランを参考にしながら、20代、30代、40代、50代、60代のイベントを考え計画を立てるのです。自分の価値つまり人的資産価値を高めための勉強と、貯めたお金を如何に高い利回りを運用していくかの勉強、支出を如何に抑えるかの勉強、これらが大人のパーソナル・ファイナンス教育であります。

一生涯の収入と支出

出所:「10代で学ぶパーソナル・ファイナンス」日本ファイナンシャルプランナーズ協会
総務省「家計調査」2002年全国平均
20〜64歳は勤労者世帯の世帯主年齢階級別1世帯当りの家計収支
65〜78歳は高齢夫婦無職世帯の家計収支
79歳以降は高齢単身者無職世帯の家計収支
65歳以降は同い年の夫婦が、平均寿命である夫78歳、妻85歳まで生存したとして計算


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