日本の株式リターン1970年-1980年
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1970年からの株式投資のリターン

 1970年から10年間保有した場合の株式の投資収益率は東証1部の平均値は16.3%でした。

京セラの場合

 稲盛和夫さん率いる京都セラミックは1971年公開し、5年後に20倍となりました。さらに1983年に約100倍になりました。電子部品では世界の京セラとなり、 電電公社が独占していた通信事業が、通信の規制緩和・自由化の時代に入り第2電々(現KDDI)を立ち上げこれも大成功を収めました。その後ITバブル時に約450倍となり、 現在約150〜200倍で推移しています。成長企業のお手本的存在であり、高い技術力と高い収益力、高い成長力を維持する企業文化があります。

京セラ長期投資の推移グラフ

オリックスの場合

 オリックスは1970年公開し、1989年に約40倍、やや後咲きではありますが、1999年ITバブル時に134倍となりました。その後ITバブルの高値をクリアーして現在は223倍になっております。 実質オーナー的経営者である宮内義彦さんは、先見性を持ってリースという業態を日本に導入し、国内ナンバーワンとなり、さらに金融サービスの多角化や海外展開などをおこない成長力が衰えない企業というイメージです。 1970年は大阪万博の年で大卒初任給が37,000円の時代に100万円投資した場合約2億2000万円になっています。

オリックス長期投資の推移グラフ

1980年からの株式投資のリターン

 1980年から10年間保有した場合の株式の投資収益率は東証1部の平均値は19.7%でした。

セブンイレブンの場合

 イトーヨーカ堂の子会社として、1979年公開セブンイレブンは、コンビニエンスストアーという新しい業態をアメリカより導入し、素晴らしい実績をあげました。 株価は4年で12倍、10年後に50倍20年後100倍、ITバブル時には約350倍近くまで上昇しました。 1990年以降の不動産バブル崩壊後日経平均株価は大幅に下げ4分の1の水準になった時期にもかかわらず、株価は倍になっていました。 イトーヨーカ堂の創業者の伊藤雅俊さんの下で、コンビニエンスストアーを日本に導入することを積極的に提案し、それを見事に成功させた鈴木敏文さんはセブンイレブンの実質的なオーナーということになるのでしょう。素晴らしい業績の伸びを維持しいつの間にか、親会社を大きく上回ってしまったケースがセブンイレブンでした。 イトーヨーカ堂とその子会社セブンイレブンの業績が親子逆転となりました。株式の時価総額がいびつな関係となり、セブン&アイ・ホールディングスという持ち株会社という形に統合されました。

セブンイレブン長期投資の推移グラフ

セブンイレブン業績推移

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