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富への道

資産を築く不滅の法則

 富への道は稼いだお金の一部は自分のためにとっておくべきである。」これは資産を築く不滅の法則であり、ジョージ・クレイッンの著書(バビロンの大富豪) 「The Richest Man in Babylon」のなかで「まず自分に払え」と言う言葉で有名です。

 「収入の1割を自分に支払い、残り9割で生活しろ」というもので、どんなに収入が少なくとも必ず最低でも1割を必ず取って置き、 取って置いたお金はどんなことがあっても使わないこと。 このルールを作ると将来が見えない年金問題も解決します。国をあてにしないで自助努力で老後の資金を確保する。別に老後でなくても若い時からお金が沢山あって困ることはないのです。

 ロバート・キヨサキの著書の「金持ちお父さん貧乏お父さん」で「お金持ちは資産を手に入れる。中流以下の人は負債を手に入れ、資産だと思い込む。」とあります。 お金持ちになるには資産を持つことであり、資産が働きお金を稼いでくる。資産には株式などの有価証券や不動産などがありますが、 ここでは毎年収入の1割を投資するシュミュレーションしてみました。

年収の1割を資産運用した場合


 上の表は各年齢の年収の1割を「まず自分に払え」法則のとおり、それを各1%、5.5%、10%、15%金利で運用した場合のもので、国税庁のホームページより年齢階層別平均給与データ(次ページ)を多少アレンジして作ってみました。

 わが国の現在の金利は超低金利であり、預貯金の多くは1%未満でありますが、預貯金のイメージを1%としました。5.5%は先進国の平時の長期金利水準であり、日本の年金運用の運用金利もこの5.5%で予算が見積もられています。10%、15%は株式などのリスク資産に投資する投資家が期待する利回り水準で、米国では25年間で株式の運用利回りは12%程度あるといわれております。

年齢層別平均年収


 上の図では19歳からまたは23歳からの生涯給与合計はそれぞれ2億3740万円、2億2283万円ですが、1割は自分に払えの法則に従い1割の約2300万円の元金は1%金利の場合は約1.2倍、5.5%金利の場合は約3倍の約7000万円、10%金利の場合は約9倍の1.8億円〜2億円、15%金利の場合は約35倍の約6億円〜8億円となるのです。「世界の不思議」と呼ばれるものはいくつもあるが、その中のひとつは複利の力であるといわれています。これを最大限に生かせる人は年齢の若い人です。若い人にはお金はないが「時間というとてつもない財産」があるからです。

 「金持ちお父さん貧乏お父さん」のなかで、「中流以下の人間はお金のために働く。お金持ちは自分のためにお金を働かせる。」という法則があります。お金のために働いて稼いだお金の1割を資産に代え、自分のためにお金を働かせる。しかも「世界の不思議」ひとつである複利の力を使い雪だるま的に増やして行く。 平均的な男子の生涯給与でも約40年という長い時間という資産を10%で運用できれば約2億円、15%で運用できれば6億〜8億円になるわけです。

 このような運用能力を身につけ、「収入の1割を自分に支払い、残り9割で生活しろ」の掟を毎年しっかり守れば、立派な金持ちお父さんになれるのです。 かの有名なウォーレン・バフェットは長期投資で莫大な資産を築きました。彼は1930年生まれ現在2007年で77歳、ネブラスカ大学を経て、コロンビア大学ビジネススクールで経済学修士を取得。大学院卒業時に所有していた資産1万ドル(約110万円)を、株の長期投資により、約50年間で460億ドル(約5兆5,200億円)にまで増やしました。ビル・ゲイツに次ぐ世界第2位の資産家になっています。 日本の個人金融資産は1500兆円といわれております。米国の資産家の1位と2位の2人で10兆円以上あるのですから、とてつもない額であることが分かっていただけると思います。

 

自分の価値を上げる

 たとえ入社時の初任給がほぼ同じでも、年月が経つにつれ、同じ業界内でさえ会社によって年収に大きな差が出てきます。 自分の価値を上げるための勉強、専門的な知識や資格などの取得により高い給与を得るための努力はとても重要なことです。

業種別生涯年収

資産がお金を稼いでくる

 しかし、「金持ちお父さん貧乏お父さん」のなかで、「高い所得の人で、職業上は一応の成功を収めているのに経済的には苦労しているという事態は、ほとんどの人が金銭・財政的技能を身につけることなく学校を卒業して仕事についていることから生じている。いくら一生懸命働いても彼らの生活は楽にはならない。」と指摘し、これらの人たちを貧乏お父さんに分類しています。 高い収入が得られても、さらに高いレベルの生活をし、ローンなどの負債を持ち、毎月の支出が増えるためにお金のために働くのです。平均並みの収入でも、収入の1割を積み立て10%代の資産運用できれば、お金持ちの条件(資産を手に入れお金を自分のために働かせる)が充たされ、40年後には資産が約2億円となり運用収入だけで軽く年間2000万円以上となり、金持ちお父さんになるのである。

 ウサギと亀の競争ではないが、能力の高そうなウサギは、慢心してより高い生活(高級な家、車、家具、ブランド品)を求め、負債を手に入れ資産であると思い込む。高い所得でも毎月の高い支払いに追われる生活なのである。亀はその逆で収入の1割を積み立て金利の複利という魔法で資産を大きく膨らませてゆくのである。

「バビロンの大富豪」 著者 ジョージ・S・クレイソン

 富をもたらす黄金の「7つの知恵」とは

バビロンの大富豪 黄金の「7つの知恵」


第1の知恵 財布を太らせることから始めよう
財布に10枚のコインを入れたなら、使うのは9枚まででやめておく。(定期的な報酬を確保する投資)

第2の知恵 自分の欲求と費用経費とを混同するべからず
「必要経費=自分の欲求」ではない。自己管理が出来ない限り、必要経費は必ず収入と同じ金額まで膨れ上がってしまうものである。必要なものは9割の支出の中で賄えるようにする。

第3の知恵 貯めた資金は寝かさずに増やすべし
財布の中にたえず流れ込み、いつも中身を膨らませてくれる「金の流れ」こそが本当の財布である。

第4の知恵 損失という災難から貴重な財産を死守すべし 元本は確保すること。
金を操り利益を生むことに経験を積んだ知恵のある人に相談する。

第5の知恵 自分の住まいを持つことは、有益な投資と心得よ
自分の住まいを持つことで、生活コストは大きく下がり、仕事で稼ぐ金のうち、娯楽やその他の欲求に使える額が増える。

第6の知恵 将来の保障を確実にすべく、今から資金準備に取りかかるべし
年老いたときのための資金や、たとえ自分が今死んでも家族が快適な生活を続けられるような資金を準備しておく。

第7の知恵 明確な目的に向かって、自己の能力と技量を高め、よく学び、自尊心を持って行動すべし
自尊心を持つということは、「自分の支払限度を認識し、借金をしたら能力の及ぶ限り早く返済する」、「家族から慕われるようつとめ、生前より遺言書を作成し、遺産配分を明確にしておく」、さらに「親しい人への思いやりのある態度で接する」という行動をとることである。

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