日本の株式リターン1990年-2000年
パソコンで行う投資講座案内

ナレッジ・パソコンスクール >投資講座TOP>日本の株式リターン1990年-2000年

1990年からの株式投資のリターン

 1990年から10年間保有した場合の株式の投資収益率は東証1部の平均値は最悪の0%でした。

ヤマダ電機の場合

 1990年以降は日本の株式史上最悪の10年間でありました。その中でヤマダ電機は10年間で約10倍その後、2005年には約50倍まで上昇しております。 社名でわかるようにこの会社も、オーナー企業。社長である山田昇さんの才能が素晴らしいことは言うまでもありません。 前橋市発祥の地の家電量販店が、株式市場全体が歴史的な下げ相場の中、このような株価になるなんて想像できたでしょうか。

ヤマダ電機長期投資の推移グラフ

ソフトバンクの場合

 日本で個人投資家を中心とした売買高が最も多い株式がソフトバンクです。日本のベンチャーの代表的存在で、孫正義社長が日本で調達した資金を米国のベンチャー企業に投資しました。そんな中に米国Yahooがあり莫大な含み益や実現益を得て、更にそのビジネスモデルを日本に持ってきてYahooジャパンを設立したりしました。 同様に大きな利益を得たわけですがソフトバンク株式のパフォーマンスはITバブルを除くと5〜6倍程度で派手な割にはあまり成果が出ていない感じです。

ソフトバンク長期投資の推移グラフ

ファーストリテーリングの場合

 ソフトバンクとほぼ同時期に株式公開した成長企業がユニクロを展開するファーストリテーリングです。柳井正さんがオーナー社長であり「30%成長しない会社は企業ではない」という持論で素晴らしく成長した企業でした。 約5年で株価10倍、あのフリーズが大ブレークしたのは、まだ記憶に新しいと思います。その後約半分以下になったところは、「グリッチ」と呼ばれる絶好の買い場でありました。

ファーストリテーリング長期投資の推移グラフ

2000年からの株式投資のリターン

2000年から5年間保有した場合の株式の投資収益率は東証1部の平均値は最悪の1.1%でした。

ヤフージャパンの場合

 失われた10〜15年から新しい時代に入りました。インターネット時代に入り、ヤフージャパンは米国の本家よりよいパフォーマンスが出ました。ソフトバンクもこの株があったから今があるようなものでしょう。 公開2年後にITバブルとなり約300倍になり、バブル崩壊後も高値更新し350倍になっています。こんなのを1つ当てたいところですね。当時200万円が初値でしたので最低株数を取得していたら7億円になっていたわけです。

ヤフージャパン長期投資の推移グラフ

 楽天の場合

 2000年はITバブルの頂点。 楽天は2000年に公開してきました。 1株2000万円、これは手も足も出ない高嶺の花でありましたが、まさにバブルのあだ花となりました。1年後に約15分の1になりました。 インターネット時代を先取りしてWebのショッピングモールを展開し、インターネット証券やWebでの旅行予約サイトなどの会社を、 積極的なM&Aにより傘下に収め急成長をしました。バブル崩壊後まともな株価となり、投資対象として魅力的な水準となりました。2002年1月を1として指数化した場合、株価は3年後に15倍となりました。

楽天株式への長期投資の推移グラフ

このページのトップへ
パソコンで分析する投資講座のナレッジ・パソコンスクール home
        

PC投資講座

投資の魅力

お金の教育

会社概要

ナレッジ・クリエーション
         株式会社
ナレッジパソコンスクール
東京都千代田区麹町5-3
   麹町秋山ビル7F
電話:03-3239-0337
FAX:03-3239-0357

ナレッジ・パソコンスクール
Copy Right Knowledge Creation Co.,Ltd. Since 2000