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Excelで分析する投資術!

Excelの操作が多少できる人は増えてきたのですが、Excelを使いこなし「売上分析」をして売上を伸す実践ビジネスデータ分析ができる人、データをいろいろな角度から分析して、問題点を改善できる人はまだごく僅かであると思います。 Excelを実践的な仕事で活用するにはグラフを使いこなしたり、ピボットテーブル機能を駆使して分析したり、関数を使いこなして高度な計算をすることが求められます。

当スクールのExcelの基礎・応用・ビジネス活用・VBA入門・VBA活用講座などの受講いただき、Excelのビジネスデータ分析ができる人になっていただきたいと思います。

ここでは証券会社出身の私が、「Excelで分析する投資術」の一部をご紹介します。 株価データや財務データなどはインターネット上にあり、簡単にパソコンに取り込み分析できる時代になりました。下記のグラフは米Yahooから株価データをダウンロードし、 MSNから財務データをダウンロードしてExcelで作成しました。

Google株価推移

  

Google株価推移

米国Googleは2004年8月に株式公開しました。インターネットをよく使う人であれば、Googleの使いやすさはよくご存知かと思います。もし公開日に、この株を買っていたら2007/10/9現在609ドルであり、約6倍以上になっています。こんな株式を長期保有してみたいものですよね。株価は2007年末に700ドル台に乗りましたが、その後は世界の株式暴落の渦に巻き込まれながらも、再度上昇ドレンドが期待できる形になってきました。

Google業績推移

Google業績推移グラフ


 2006年12月期の売上が106億ドル(約1兆円)利益が30.6億ドル(約3000億円)公開して2年弱でこの業績の規模と成長率は驚きです。2008年12月は売上が218億ドルで31%増収となっています。2009年12月予想では非常に厳しい経済環境の中、第1四半期は10%増収であり税前利益も10%増益であり、今期は10%前後と言う感じです。

Apple株価推移

Apple株価推移


 2002年7月17日に発表された第二世代iPodは、容量が10GB(約2000曲)及び20GB (約4000曲)となり、"タッチホイール"と呼ばれる、タッチセンサーによってオリジナルの機械式スクロールホイールになりました。この時株価は7.52ドルでありしばらく7〜8ドル台で推移して2003年7月に10ドル大台に乗せ、このころから相当な人気となり2004年7月16ドル台、2005年7月40ドル乗せ、2006年2月70ドル、2007年はiphone発売で140ドル大台乗せとなり2008/5/14には190ドル台になりました。その後、世界的な株式暴落の渦に巻き込まれ2009年1月80ドル割れもあり、2009年7月現在は140ドル台を回復してきています。こんな会社にも中長期で投資したいものです。

Apple業績推移


2004年9月期から業績が大幅に良くなりました。娘の誕生日プレゼントにiPodを買ってあげたのですが、株価はまだ20ドルしていなかったのです。iPodではなく株をプレゼントしたほうがもっと良かったのですが。2009年4月に発表された第1四半期の決算では9%増収15%増益であり、世界的な景気後退の中「iphone」が好決算を牽引しているようです。

Amazon.com株価推移


私がインターネットで一番よく利用するのがAmazon.comです。初めてインタネットでショッピングしたのがAmazonでの書籍購入でした。今では書籍以外でも何でも売っている。さらに今米国で話題となっている「キンドル」は書籍をWebで購入、視聴する携帯端末。書籍やCDの物販の時代から配信へと変化する流れを先取りして対応しているのです。株価は2007年に100ドル大台乗せとなりましたが、その後は世界的な株式暴落の渦に巻き込まれ一時は40ドル割れもありましたが、2009年7月現在80ドル台まで戻ってきました。2007年の高値を一番先にクリアーする最有力候補のように思われます。

Amazon.com業績推移


インターネット小売世界最大手。売上の伸び率が10年間平均で30%台であり、2009年第1四半期は世界的な景気後退の中18%増収、23%営業増益。景気低迷の影響は多少あるものの、豊富な品揃えと送料無料の施策が功を奏し、「巣篭もり節約消費」の取り込みに成功している。以前から売上に対しての利益率の少なさが指摘する見方もあるが、もしウォルマートのようになるのであれば、まだ売上は20分の1でありここから20倍に伸びる可能性もあるのかもしれない。

パソコンで分析する投資のポイント

ITリテラシーと金融リテラシー


 私は2000年に脱サラして、起業しました。日本のITリテラシー(パソコンやインターネットなどのITに関する読み書きに相当する能力)のレベル向上を目指し、 資格取得のパソコンスクール、CBT(コンピュータベーステスト)試験会場、研修企画支援、講師派遣などを行ってまいりました。

 日本のITのレベルは多少向上したと思いますが、 欧米に比べまだ差が大きいように思います。パソコンを使いこなし、ビジネスデータを分析して問題点を把握して、次なる施策を企画できる人が仕事のできる人です。
ある米国を代表するIT系優良企業のマネージャからパソコンの講師依頼がありまして、事務系の社員の研修を企画し行ったことがあります。PCのスキルは日本企業よりもはるかに高いのですが、より高いスキルを習得し仕事の効率をさらに高めることをマネージャは常に考え、研修を企画していく姿に私は感銘を受けました。

 金融(ファイナンシャル)リテラシー(金融に関する読み書きに相当する能力)のレベルも欧米に比べるとまだまだ低いのが現状です。パーソナルファイナンス教育をまったしてこなかったわが国は、年金のことがよくわかる人、生涯のお金に関する計画をプランニングできる人はごく僅かなのです。

 わが国は人口減少していく中、世界最速で高齢化社会に突入しております。年金問題は深刻ですが、 老後の資金は政府に頼らず自分自身で蓄え、運用していかなくてはならない時代に入っております。「ITリテラシー+金融リテラシー」をしっかり身に着けていただきたいと思います。インターネットを活用して金融機関と取引したり、パソコンを活用して分析できるようななればさまざまなメリットがあります。

コストの優位性

 第1にコストの優位性があります。インターネットの普及により金融取引を店頭で社員を通じて行う場合と、インターネットを通じて人を通さずに行う場合ではコストが違います。たとえば円をドルに交換する場合、銀行の店頭では円ドルレートが120円の場合、ドルの買いレート121円、ドル売りレート119円という上下1円かかり売買すると2円となります。これがインターネットでは10分の1、更にインターネットのFX証券では100分の1となります。株式の売買も10分の1、100分の1のコストで取引することができます。

情報収集の優位性

 第2に世界中の情報がインターネットで瞬時に集めることができます。株価、財務データなど昔はプロでないと簡単に集まらなかったデータが、今では個人が簡単に入手できます。後はそれを分析する能力を身に付けるだけです。

自立型自己判断型投資家を目指す

 金持ちお父さんになる法則は資産を持つことから始まるようです。金持ちお父さん貧乏お父さんでは「金持ちは資産を手に入れ資産がお金を生み出す。 自分は働かなくても優良な資産が働いて、お金をどんどん稼いでくれる。」と定義しています。お金持ちは資産家と呼ばれ、お金を稼ぎ出す手段を持っていることを示します。 良い資産を持つには勉強から始めることです。ロバートキヨサキさんは「私は385ドル(46,000円)のセミナーに出席し、おかげで少なくとも200万ドル(2億4000万円)を儲けた。 それだけではない。お金よりもっと重要なことは、このセミナーで「人生を買った」ことだ。おかげで私はそれ以後一生働かなくてすむようになった。」と言っております。

自立型・自己判断型投資家 投資は自動車の運転と似ています。自動車の運転はハンドルとブレーキとアクセルなどの操作方法をマスターします。これができれば行きたいところへ自由自在に行けて便利ですが、運転ができない場合はタクシーやハイヤーなどを利用することになり費用がかかります。道に迷い目的地とは違うところにいってしまった場合、自分の運転の場合は諦めがつくのですが、お金を払い人に任せるとなんとなくすっきりしないものです。


 投資の場合は、雑誌、新聞、証券会社の人や知人などが良いと言っている株式などを買い、うまくいかない場合も同様にすっきりしないものです。 資産運用をお考えの方は自立型自己判断型投資家を目指すべきだと思います。自動車の運転同様に操作方法をマスターして、地図などを見たりして自分で判断して運転するのです。最近はカーナビがあり目的地までの誘導をしてくれますが、投資もインターネットや会社四季報などのソフトの操作方法を習得すれば投資判断の精度が上がります。人に頼らず自分で判断して決めることが大切です。

 私が証券会社に勤務していたころ、各支店にはこのような自分で勉強し分析する自立型自己判断型投資家で、株式で大きな資産を築いている方が必ず何名かいました。昔はどの証券会社へ注文を出しても手数料はみな同じでありましたが、今ではこのような方はインターネット証券を利用しているのだと思います。 投資をするにはよく勉強してから始めることが大切です。  

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